こぶたが日本を去ってから1年8ヶ月あまり。
夏休みを利用してにいにとねえねが会いに来てくれた。
中央駅そばに取ったホテルまでこぶたが来てくれたので,マイン川で夕涼みをしながら夕食を食べた。こぶたは遊具で遊ぶことに夢中でなかなか食が進まない。
21時を回ってきたので引き上げようとするが,このままホテルに泊まったのではこぶたが納得しないだろうと,みんなでアパートに泊まることにした。
新しい住居に来るのは初めてのにいにとねえねに,こぶたは必死に眠い目をこすりながらおもちゃを見せてまわっている。人見知りの激しいミニブタは例によってママにすがりつきっぱなしである。
一緒の生活が無理とはわかっていても,改めてドイツと日本の遠さを考えてしまった。


夏休みを利用してにいにとねえねが会いに来てくれた。
中央駅そばに取ったホテルまでこぶたが来てくれたので,マイン川で夕涼みをしながら夕食を食べた。こぶたは遊具で遊ぶことに夢中でなかなか食が進まない。
21時を回ってきたので引き上げようとするが,このままホテルに泊まったのではこぶたが納得しないだろうと,みんなでアパートに泊まることにした。
新しい住居に来るのは初めてのにいにとねえねに,こぶたは必死に眠い目をこすりながらおもちゃを見せてまわっている。人見知りの激しいミニブタは例によってママにすがりつきっぱなしである。
一緒の生活が無理とはわかっていても,改めてドイツと日本の遠さを考えてしまった。


マイン川の畔にやってきた移動遊園地。
さまざまなイベントの中でこぶたが関心を持ったのはペインティング。
若いお姉さんに神妙な面持ちで蝶を描いてもらった。
髪を梳かすことさえ嫌がるのに,この日は進んで変身を待っていた。
色合いがいまいちかなと思うのだが,本人はご満悦。この後はパンツ一つになって大きなレゴやボールのプールで遊びほうけた。ふだんは何もない川縁に,時々現れる移動遊園地。場所を定めない娯楽施設が,あちこちに移動して人々を喜ばせるという不思議。日本ではお目にかからないなと思った。
言葉の使い方が上手くなってきたこぶただが,ママがブラインドを開けたところ「まずしい…」と言って目を細めた。「…。もう一度言ってごらん」「まずしい…」。
「まぶしいの?」「うん,まぶしい」。
もう笑いが止まりません。「貧しい」ことを知っているのかと思ったら,「眩しい」の間違いだったのだ。
心豊かに育ってくれればそれでいいとしみじみ考えた。


さまざまなイベントの中でこぶたが関心を持ったのはペインティング。
若いお姉さんに神妙な面持ちで蝶を描いてもらった。
髪を梳かすことさえ嫌がるのに,この日は進んで変身を待っていた。
色合いがいまいちかなと思うのだが,本人はご満悦。この後はパンツ一つになって大きなレゴやボールのプールで遊びほうけた。ふだんは何もない川縁に,時々現れる移動遊園地。場所を定めない娯楽施設が,あちこちに移動して人々を喜ばせるという不思議。日本ではお目にかからないなと思った。
言葉の使い方が上手くなってきたこぶただが,ママがブラインドを開けたところ「まずしい…」と言って目を細めた。「…。もう一度言ってごらん」「まずしい…」。
「まぶしいの?」「うん,まぶしい」。
もう笑いが止まりません。「貧しい」ことを知っているのかと思ったら,「眩しい」の間違いだったのだ。
心豊かに育ってくれればそれでいいとしみじみ考えた。









